豆腐

まだ夏じゃない

WiMAXを2週間ほど使った感想などを

そのうち書こう書こうと思いつつ書けていない今回の引っ越しの顛末だが、最も危惧していたことのひとつがインターネット様のことであった。ネットがなければ寿命は縮み空は割れ大地は乾き死後裁きにあうのは間違いなかったので、今回の引っ越しに合わせて移転手続きなどしたのだが、繁忙期ということもあり、最速でも一週間ほどネットに接続できない時間が生まれることがわかってしまい、もはや首をくくるしかないと思いかけたが、まだ薔薇のマリアの完結を見届けていないし冷蔵庫の納豆食いきってないことなどを思い出し、冷静に対応策を考え、今回はTry WiMAXで凌ぐことにしたのであった。けちくさいよね。わかってるんだ。

 

申し込みにはクレカ情報や住所情報などが必要になり、端末は4種類ほどから好きなモノを選ぶことができる。ただ、時間帯によってはどの機種も在庫無しと表示され、選択できんので、こまめにチェックしておくとよいと思う。おれはWiMAX2+が固定回線の代替となるか知りたかったのでこれを選択した。申し込み手続き自体は特に難しいこともなく、淡々と入力して、申し込み本登録完了。試用できるのはこの本登録から15日間となる。注意しなければならないのは、あくまで本登録が完了してから15日間なので、送付や返却にかかる期間も含まれるということ。おれの場合は実質10日ちょっとの試用となった。端末はゆうパックで届き、小さな段ボールの中には返送用の伝票も含まれている。なるほど、返すときは依頼主の欄だけ記入して段ボールにビタッと貼っつけるだけでよいと。まことに楽ちんである。

 

使い方は至って簡単(これはおれが借りた端末の仕様でもあるのだろうが)で、本体のメニューを適当にいじると、SSIDとパスワードが表示されるので、それを接続する端末に反映させるだけでよい。あとは端末のアンテナが立っていれば、特に何もせんでもネットに接続できる。

速度の話をすると、おれの自宅の場合は窓際に設置した場合でアンテナ3本から4本の状態、かつWiMAX2+ではなくふつうのWiMAXで、1〜4Mbps程度出ていた。かなり上下のブレがある印象だが、一度つながれば、ブラウジングは普通にできるし、動画も複数のタブで同時にたくさん開いたりしなければ、ストレスなく見られる状態であった。WiMAX2+エリアで速度計測はしなかったが、こちらもつながっていれば、かなり安定して高速ネットを使用することができた。対応エリア内で5M程度出ているなら、固定回線と置換することもできるんじゃないだろうか。もちろんフレーム単位の反応が求められるネトゲとかオンゲやる人にはおすすめしない。ping値はかってないけど、そういうのは固定回線にはかなわないと思う。

また、これはWiMAXの使用している周波数帯の特性だろうけど、ちょっとでも奥まった場所や入り組んだ場所に入ると、とたんに接続状況が悪化する。窓の向かいに別の建物があるとか、ススキノの寂れたビルのしけた店とかなんかでは、接続自体危うくなるので、できればおれのようにTry WiMAXで状態を確認することをおすすめする。間違ってもいきなり契約したりしないように。

 

WiMAXさんは本日帰路に着いた。短い間ではあったけれど、使ってみた感じでは、なかなか悪くない。イーモバみたいに3日で何メガ使ったらみたいな帯域制限もないし、きちんと繋がるなら(これマジで超重要)、これほどコスパのいいモバイル回線もないだろう。おれが確認した限りでは(もう終わっちゃってるけど)、月額2000円ほどで契約できるキャンペーンもあったし、なるべく格安でネットしたい、あるいは出先でネットに接続できる環境が欲しいという人は、とりあえずTry WiMAXに申し込んでみることをおすすめします。ああ、もちろん申し込みの前に、自分のエリアが対応してるかどうかは確認してね。なんか普通にレビューっぽいことをして気持ちが悪いのでまんことか言っておいたほうがいいか。まんこ。