豆腐

まだ夏じゃない

以前弊社のトイレ事情について語ったが、幸い今のところ己との戦いに敗北したことはなく、この調子で76戦74勝69KO5TKO2敗くらいの成績を目指して頑張りたいので、慢心せず鍛えていこうと思うのだが、そんなことはどうでもよく、入社以来ズゥッッッッッッッッッと気になっているのが、用を足したあとに使うペーパータオルのことであり、もちろん通常はストッカーに常備されているのだけれど、使用すれば減っていくわけで、ペーパータオルは有限であり、つまり用を足してスッキリ、さあ手を洗おう、という段になって、あ、紙ねーや、ということが頻繁にあるのである。なぜかどいつもこいつも、ペーパータオルを使いきってもそれを補充せんのである。「ペーパータオルどこにあるん?」と、ストックの場所を知らないがために補充しようにもできないというのなら仕方がないが、弊社が今の場所に移転したのはかれこれ10年ほど前であり、どこにペーパータオルのストックがあるかなんて当然みんな知っているはずだ。なのに自分が使ったあとに、ああ残り少ないな、あるいは、ああ使いきってしまった、と思っても、なぜか弊社男性社員の7割(当社比)が、ペーパーを補充せんのである。これはもう面倒臭いからあとに来たやつに任せようという丸投げであり、弊社のような弱小下請けだから丸投げられ文化がしっかりと根付いている証拠である。とかそういうのマジどうでもいいから補充しろや。中にはあとに使う人のことを気遣ってるのか知らんが、一枚だけ残していく奴もおって(おそらくトイレットペーパーを交換しない奴と同一人物だろう)、お前そこまで紙補充したくねえのか? 1分もあれば余裕でできることもできんほど生き急いでいるのか? と、ひとりプンプンしながら紙を補充するおれである。そしてなぜかは知らないが、ちょうどおれが行くタイミングで紙がなくなっているのである。おそらくはペーパータオルを補充することにおいて、日本でおれの右に出るものはいないだろうという無意味な自負が生まれるくらい紙の補充をしているから、そろそろペーパータオル補充手当が給付されないかと毎月給与明細を眺めてはみるが、今のところそういった特別手当がもらえる気配はないので、もしペーパータオルを替えるのがメッチャうまい人材を探している企業があるなら、いつでもスカウトを待っているので、気軽に連絡ください。当方34歳ギターボーカル、オリジナル・コピー問わず、初心者歓迎、楽しく活動するのが目標です。