豆腐

まだ夏じゃない

2014/06/18 0:00

以前のブログはラノベについて語ろうと思って作ったはいいが、読むことに必死でレビューめいたことまで書くのを音速で諦め、というかラノベ自体あまり読めない状態になってしまって当初の目的を見失うどころか更新すらほとんど行わないようになり、その後引っ越しを機に当ブログを始めることとなって、その際に強く思ったのは、特定のテーマを決めてしまうとそれについて何か書かねば上手いこと言わねばという強迫観念に駆られてまた放置状態になるだろうから、今度のはボーダレスノージャンルミクスチャーロックチャンポン飲み上等の、放屁気分でクソの役にも立たんことを垂れ流せる場にしようということであり、その結果、タイトルもその瞬間最初に頭に浮かんだ豆腐という今考えても何がなんだかわからんものになったわけで、これについてはもう少し考えてもよかったかなと思わなくもないが、下手の考えなんとやらともいうし、最近は豆腐と和解し受け入れつつあって、人間なんにでも慣れてしまうもんだな、と思ったけど、すげえ昔に今はなきとある携帯電話向けサイトサービスで開設したサイトは鳥肉というタイトルだったので、どうもおれは単にタンパク質が豊富な食材のことばかり考えているだけなのかもしれないとも思う次第で、ところでその鳥肉のときは、当時流行っていた短文テキストサイトっぽい感じで普通に日記っぽいようなネタっぽいようななにかを書いていて、前のブログは最初こそラノベレビューというか感想文のようなものを書いていたが、ちょうどそのふたつのブログの中間あたりではわりと熱心にミクシィで日記を書いており、すでにお気づきの方もおられる、というか気づいていないわけもないと思うが、このように極端に句点や改行を行わず、みっしりと文字を敷き詰めるスタイルは、そのミクシィのころにわざとやっているうちにくせになった名残であり、これはその頃よく読んでいた町田康氏の文体に影響を受けたところがあるのだが、それにしたってここまでリーダビリティっていうの? 読むひとの読みやすさなんて知ったことかオラコラボケ、という形になったのは、ひとえにおれが気持ちよいからであって、通常であればおれでもそれなりに推敲してものを書くわけだし、なにかのレビューとかの場合はこれでもわりと読みやすさを考慮するのだが、カテゴリでいうところのtrashにあたるものはこのように思いついたことをできるだけ連続して書き連ねていくという行為自体に目的の大半があり(もちろんそれだけではないが)、最初から最後までマルを使わずに思考をほとんど加工せず文字として吐き出すこの行為は、たとえばスタジオでなんとなくはじまったセッションがビタッといい感じに決まったとか、あるいは一息でコーディングしたプログラムのビルドが一発で決まったとかそういう気持ちよさに近いものがあって、といっても多分3分の1も伝わらないだろうけれど、先ほど申し上げたとおりこのブログは小難しいことをメインに据えているのではないので、このような確実に人を選ぶスタイルであってもおれはまったく困らないので、これからも気軽に屁をこいていきたいが、ある日突然、どこぞの有名人ブログのように明らかに不要な大量の改行や絵文字だらけの、今日はどこぞで飯食ったとか誰に会ったとかみんなに感謝! みたいなエントリをアップしだしたら、それはそれで面白いのかもしれないし、もしくはおれの精神が耐え切れずニューロンが焼き切れて死ぬかもしれないので、これについては熟考する必要がある(ない(考えるつもりもない(こうしてカッコをネストするとすごく読みづらくなるね(みんなは真似しないようにね))))。