豆腐

まだ夏じゃない

22:41

野生動物を痛めつけで弱らせたのちに密閉容器で捕獲して調教する大人気ゲームことポケットモンスター氏、おれは未プレイで海外ではちんぽを意味するスラングということでPOKEMONというタイトルに変更されたということくらいしか知らないのだが、どうにも解せないことがふたつあって、ひとつはモンスターボールという小型の球状体になぜポケモンというそれなりの大きさの生物が入るのかということで、これは聖書の次に正確に史実を記述しているWikipediaを参照すると、ポケモンという生物には衰弱するとその体を縮小させて身を隠すという本能があるためだそうで、じゃあ別にダイソーで売ってるタッパーとかでもいいじゃん安いし、などと思ったが、いずれにせよポケモン同士の争いやなんらかの事故によって傷ついたポケモンを保護するのならともかく、自らのエゴのために動物を痛めつけて弱らせるのは畜生以下の行動であり、ポケモントレーナーとかいう民間資格も所持していないような動物虐待異常者は早いところ法にのっとって罰するべきではなかろうかと考えるが、所詮はゲームなのでそんなことに目くじらを立てても仕方がない、というかゲームを現実に照らし合わせて語るような奴はそれこそゲーム脳とか揶揄されて笑われるだけだし、正直おれもこうやって屁理屈こねてるけど本当はおおごとだなあとか思ってないわけで、ポケモン捕獲問題についてはこのへんでお茶を濁すとして、もうひとつ気になっているのが捕まえたポケモンの利用方法で、ポケモン達のもつ特殊能力には様々なものがあって、たとえばおれでも知っているピカチュウ氏などは10万ボルトという能力を持っており、トレーナーたちはこのような能力を相手トレーナーの飼っているポケモンを殺すためだけに使用しているが、これの電圧等の調整を行えば、特定の方々が盲信しておられるクリーンな発電が行えるわけで、土佐闘犬めいてポケモン同士を闘わせるくらいなら、彼らの特殊能力を利用したインフラ構築をしたほうがよほど有益ではなかろうかと思う次第であり、かの世界においてもそのような研究をしている人間は存在しているはずで、しかしポケモンを利用した社会基盤整備がなされているといった話は未だ聞いたことがなく、やはり向こうの世界でもポケモン実験反対! ポケモンに人権を! ポケモン力ムラの陰謀を許すな! などと叫ぶ自称人道的活動団体が存在していていろいろ面倒なのかなと思ったりしたが、このへんは触りすぎるとメッチャ怒るひとがいそうなので強引に話題を変えたいなあと思って闘犬のルールを調べてみたら、犬がうんこしたり交尾しようとしたら反則になるそうで、確かに総合格闘技の試合で選手が見るからにビンビンだったりしたらやだなあ、ポケモンも動物だから試合中にうんこしたりしたら反則扱いになるのかな、などと考えて、自分がポケモンでも土佐闘犬でもなくて、いつでも勃起していいしうんこ漏らしてもいいただのしがないサラリマンであってよかったなあと胸を撫で下ろし、また床につこうと思うわけで、今7度5分くらいです。