豆腐

まだ夏じゃない

22:23

坂本真綾さんとバンアパ原さんのust見逃したしせっかくなのでどうでもよいことも垂れ流しておこうと一念発起というか半ば八つ当たり気味に話すが、種から育てていたトマト氏、大きな鉢に植え替えて支柱も立てて準備万端、あとはグングン成長してもらって綺麗な実をつけていただくのみ、と思ったらまーた北海道のアホは雨天曇天週間に突入しやがってトマトさんに光合成を許さず、トマト様の成長がビタっと静止し、ただなんとなくツルっぽいものを伸ばしてはいるけれど支柱に巻き付くほどではない茎に毛が生えたへんな植物にしかなっておらず、一般的なトマトちゃんの生長や収穫時期を調べてみると非常に危ないというかギリギリアウトっていうか、これこのまま珍妙な観葉植物崩れのまま終わるんじゃないかしら、と半笑いで水を与えている毎日でありますが、しかしトマトの野郎はこの際仕方がないとして、期待のバジル選手が残っているわけで、こちらは摘心といって、なんかこううまいこと茎を切断すると、その切ったあたり、正確にはその下から二股に分かれて新しい茎と葉が出てくるという収穫量増加チートを試してみたら、想像してたよりえらく時間はかかったものの確かに新しい葉が二股になって生えてきてバジルすげー、しかもこれ繰り返すとどんどんわさわさになるんだぜ、無限ループって怖くね? とワクワクしていたのだが、やはり北海道のバカによる雨天曇天により生育状況は悪く、そして太陽神に見放されたこの土地はすでに夏が閉店間際、蛍の光が流れだしている状態で気温も大して上がらず、夜や朝などは冗談抜きで冷え込むようになってしまったので、この調子だと俺はまたトマトバジル氏両名を生かすことができなかった甲斐性なしのクソ野郎となり果てることが9割方確定している絶望的な状況であり、目が覚めたら6月くらいに戻っていて、最初は夢かと思っていたけれど夏が終わるとまた6月になっていて、どうやらこれは現実、そうか俺はトマトとバジルを育て終えるまで季節を繰り返すのだ、というオール・ユー・ニード・イズ・トメイトゥアンドバズィーリコって映画作ったらびっくりするくらい客入んないんだろうなあ、とニヤニヤ笑うくらいどうしたらよいのか分からないまま、トマトの茎って食えるんかなと思いつつ明日も明後日も水を与える。