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まだ夏じゃない

おじさんの自由研究エクストララウンド 低コストシーシャパイプ改良版を作る

だりーとか早く寝てえとかくらいしか考えられんくらいどうにも体調が優れないので手を動かすくらいしかできぬ。というわけでまたシーシャだ、ひたすらシーシャあるのみ。喫煙者を分子レベルで崩壊させたい嫌煙者の方がた、本当に申し訳ありません(でもシーシャはニコチン・タール100%フリーのやつもあるから一度くらい試してみるといいですぞ。ジュースみたいに甘い水蒸気を吸ってる感じ)。あと決まり文句なのでまた言っておくが、たばこはハタチを過ぎてから。

 


おじさんの自由研究 なるべく低コストでシーシャ自作に挑む - 豆腐

以前作ったシーシャパイプもどきの問題点として以下のふたつが挙げられる。

・一瞬でパイプが錆びる

・濃くなった煙を排出する機構がない

 

前者についてはもともと耐錆性のあるものではなかったので普通にサビにくい材質の金属パイプを買うしかねーという結論に至ったがこれは100均では見つからず、東急ハンズで30センチのアルミ製パイプを買ってきた。後者はちょっと腹案があったので、以下雑な解説をしていく。まず今回の材料。

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クレイトップ代わりとなる小さい漏斗と豆腐すくいとコルクは以前と同じ。追加・変更点はパイプがアルミ製になったのと、容器が背高になった。あと石油ポンプが2本。あとここには写っていないし必須でもないがスポイトも買った。

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前回のように豆腐すくいをペンチでぶった切って網の部分だけを使う。網は中央部を少しへこませる。実際に使用するときはこの網と漏斗にアルミホイルを巻いてうまいことクレイトップっぽい感じにする。

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次に石油ポンプの、なんつうんだ、芯ではない曲がるほうのホースを根本から切断する。これらはウォッシャブルホースの代用となる。

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で、切断したホースの先端部分を5センチくらいの長さで切断する。これをホースと容器のジョイント代わりに使用する。

 

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さらに頭の部分の赤いところを引っこ抜いて、硬い芯の部分を5センチ程度残して切断。赤いアレがあった部分を布テープでしっかり塞ぐ。

 

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そしてまたコルクに穴を空けるべく、パイプでグリグリして跡をつける。ただし今回は中央の穴の両サイドにも跡をつける。つまり都合3つの穴をコルクに開けることになる。

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跡をつけたらカッター等で慎重にくり抜く。これを2〜3枚用意しておく。

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穴を開けたらジョイント、パイプ、あとポンプがちゃんと(隙間なくみっしりと)入ることを確認する。

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コルクの穴あけが終わったら、容器のフタにコルクを重ねて、穴の位置をマーキングする。だいたいの場所を決めたら、ハンダゴテとかで溶かして穴を開ける。明らかに体に悪いすっごいケミカルな臭いが立ち込めるので換気に注意。穴が開いたらコルクを接着したときに隙間ができないように、溶けて盛り上がった部分をカッターとかでなるべく削っておく。それとフタに開ける穴は、コルクのそれよりも余裕をもって一回り大きくしておいたほうがよい。さもなくば俺のように実際に組み立てる段になって「ふえぇ……こんな大きいの入らないよぉ……」と困ることになる。

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穴あけが終わったらフタとコルクを接着剤でしっかりとくっつけ重石をして放っておく。画像ではなんか見た目悪いのが写っているが、これは前回余った材料を再利用したからで、気にしないでほしい。するな。

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スポイトは必須ではないけれどあると便利だしそれっぽさが増すのでお好みで。画像のような形状のものを切断してマウスピース代わりにする。

 

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部屋や背景がクッソ汚いのは無視して、これでだいたい作業は終了。各種部品を組み立てて完成。パイプは容器にどれくらい水を入れるか考えながら適当に。布テープで塞いだ石油ポンプの頭の、ほら、アレさ、あれは空気調整弁として機能する。要するに吹き戻しができる。で、ホースのほうはグイグイとジョイントに押し付ければなんとなく固定される。ホースは短いのでこれまたホースの細いほうと太いほうをグイグイやれば取り回しがききやすい長さになる。なんか漏れてるとか思ったら適当にガムテ貼るなりパテで埋めるなりしてください。以上で吹き戻しができてパイプが錆びにくい自由研究シーシャパイプVer 2.0の完成。画像はないけど、ちゃんと動作してるよ。

 

改めて材料を列挙すると以下のとおり。

・容器

・コルクコースター(6枚入り)

・石油ポンプ×2

・アルミパイプ

・漏斗

・豆腐すくい

・その他(スポイトとか)

 

アルミパイプはハンズで300円くらいだったが、他のは全部100均で手に入ったので、材料費だけなら1000円かからずに前回より高機能なシーシャパイプもどきができたことになる。ペンチやカッターなどの各種工具を買っても2000円くらいでどうにかなるんじゃないべか? 暇で暇でどうしようもなくて死にそうなシーシャ愛好家の方は、気が向いたら作ってみるとよい。ただしすべて自己責任でオナシャス。なにか事故があっても石垣は責任を負いかねます。