豆腐

まだ夏じゃない

22:13

たとえば俺が明日の朝シャワーを浴びたあと服を着るのをうっかり忘れて全裸で地下鉄に乗って会社を目指しタイムカードガッシャーンしながらマグロのカブト焼きみたいに濁った目でオハヨゴザイマス……とやろうとすると、札幌の実質的な王である熊どもの次に獰猛かつ残忍なことで恐れられているポリスオブホッカイドーに数十発の弾丸を浴びせられてミンチにされるのはほぼ間違いないということは皆さんにもお分かりだろうが、それは公衆の面前で全裸になると大抵は公然わいせつ罪となるからで人前で全裸になることは果たしてわいせつに当たるのだろうか? と思うひともあるかもしれんが一応そういう決まりだし掘り下げるとめんどくせえのでひとまず置いておくとして、しかしおっさんが突然人前で脱衣して気軽にチンポ出したりすると正直キッツイのでそういうのはどんどん取り締まって頂きたいが、しかし人前と言えども、息子を人質に取られた父親が今すぐチンポ出せ! 見せろ! さもなくば息子を殺す!(チンポだけに) と犯人に要求されるような、どうしても全裸にならんといけん事態というのも人生においては有り得るかもしれず、全裸即おロープ頂戴というのは少し厳しいのではないかと思いそもそも全裸とは一体どのような状態か辞書を引っ張ってみると衣服を着用しとらん状態を全裸と呼ぶようで、つまり先述のような危機的状況においてわいせつでクソ道警のお世話にならずかつチンポを見せねばならん状況を切り抜けるには衣服を着用した状態でチンポを見せるという一見不可能に思える条件をクリアせねばならないのだが、この仮定に対して俺は有効な案をひとつ挙げることができるわけで衣服とは身にまとうものであり、具体的に言うと全身にサランラップ巻いてこれは服ですと言い張れば衣服をまといつつチンポを見せることができて問題はすべて解決、息子(チンポだけに)は解放されて犯人は逮捕、北海道ヤクザたちもニッコリと大団円を迎えることとなり、冷え込みが続いている北海道の景気も回復、北海道のメトロシティこと札幌の市長ウエダーは生きながらにして火炙りにされてみんな輪になって踊って幸せになれるのでみんな明日からサランラップを買い溜めしておくといいぞ。俺はやんないけど。