豆腐

まだ夏じゃない

21:38


「子供盆おどり唄」 持田ヨシ子 - YouTube

太古に日本と袂を分かち独自の文化を形成しようとして失敗し存亡の危機にあると言われているとかなんとか聞いたことがある我が北海道ではあるが日本由来の文化も一部では生き残っており、その最たるもののひとつがこのこども盆踊り歌であり実際盆が近くなると各地の盆踊り会場に集まった子どもたちがこのボンダンスビートに乗って焦点の定まらぬ目で櫓のまわりをぐるぐると闊歩する光景を見ることができ、幼少よりこの刷り込みを受けた子供たちはこのビートを聴くと途端に体中の筋肉が弛緩しまともに立つこともできなくなるため、この歌は元来凶暴であった道産子を従順にしてその牙を奪うために日本政府が考案したある種のドラッグであるため早急に規制すべきという声も一部であがっておると小耳に挟んだようなそうでないような気がしなくもないかもしれないが、盆になると本当にマジであちこちでこの歌が大音量で流れるため耳にこびりつくことしばしばで、そういえば俺も子供のころ地元の盆踊りでお菓子をもらうために櫓のまわりをゾンビウォークしていたら目の前の子供がころんと転んで泣き出したと思ったらその保護者らしきジジイが飛んできて俺がその子を突き飛ばしたか蹴飛ばしたと決めつけて一方的に非難されたことを思い出したので、いつの日か政府の陰謀に光をあて全てを白日の下に晒し未来の子供たちを盆踊りから解放し、俺のような理不尽な思いをさせぬことをここに誓ったり誓わなかったりするかもしれないけれどこの歌を消し去るのはたぶん無理だからせめてもう少しボリューム下げて頂けないかしらと提案するに留めておくとして、あのジジイマジでなんなんだったんだよ思い出したら腹立ってきたぞ、政府はあのような狼藉者をなぜ放置するのか、何らかの利権が絡んでいるのかもしれないがインターネットを前にして真実を隠し通すことなどできないぞ。