豆腐

まだ夏じゃない

(訂正あり)おじさんの自由研究金・銀・クリスタル シーシャのフレーバー自作に挑む(未完成です)

訂正 2014/11/22 19:39

自作にあたり主にこことか ここなどを参考にしたのだけれど、「warmって何度だ! 250degrees? degreesってなんだ? そうか、温度のことか! 250度か!」と自信たっぷりに「250度で焼く」と言ったが、すまん、ありゃ嘘じゃった。

なるほど……と膝を打ちまくった結果膝の皿が粉々になって全治3ヶ月の重症を負うくらい得心がいったので、当該箇所を修正しました。もしもう試しちゃったよデブ! という方がいたらマジメンゴメンゴと心から謝罪いたしまんこ。




ポケモンやったことないです(半ギレ)
あと煙草は二十歳になってから(マジギレ)

前にフレーバー自作できたかもワーイと言っていたが、すまん、ありゃ嘘だった。というか、あの後もあれこれ手は尽くしたのだけれど結局味も香りもない煙がボワボワでるばかりで、最初うまくいったと思ったのは何だったのかと。
ともかく材料として必要になるのは蜂蜜、グリセリン、フレーバーであることは間違いないようだがいくらググってみても日本語圏内のサイトではこれだという情報は見つけられず、それならば海外だ、と「homemade shisha」等でググるといくつかの手順を紹介しているサイトを発見し、斜め読みして大まかな自作シーシャ作成方法は入手することができた。共通していたのは蜂蜜と煙草(またはパイプ)の葉っぱを使用することと、途中で材料とまぜまぜした葉っぱを加熱する工程を挟むこと。以下はそれらを実践してみた様子です。結論から言っておくと、まだうまくいってはいない。結局はトライ・アンド・エラーを繰り返して覚えていくしかないのだと思う。ともかく何かの参考になれば幸いです。

まず手巻き煙草用の葉っぱ(シャグ)を用意する。今回はアメスピのナチュラル40グラムを使用。1200円弱で売ってます。ノンフレーバーかつナチュラルなものならなんでもいいんじゃないかしら。これを三角コーナーとかに使う、細かい穴が開いた袋に入れる。このとき袋を二重にしておくと、後々の工程で捗ると思う。

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で、内側の袋の口を結んだらそれを更に袋で包み、水に浸してしばらく放置する。これによってタールやニコチンをしっかりと抜く。画像ではボウルを使っているけれど、とにかく葉っぱが水につかれば何でもいい。また、お湯を使うと、よりしっかりと洗浄できる。

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しばらくほっといて袋を破らないよう慎重に絞ると、このようにタールやニコチンが水に溶け出す。飲むと死ぬのでこれは捨てましょう。これを水が綺麗になるまでひたすら繰り返す。ちなみにこの毒液が手につくと荒れたり痒くなったりするので(俺はなった)、絞ったり洗ったりするときは必ず流水の中でやりましょう。ちゃんと石鹸とかで手洗ってね。

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しっかり洗って水気を切った状態がこちら。見た目はたいして変わらんね。このあとは一度カラカラになるまで乾燥させましょう。

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乾燥させた後がこちら。重さは19グラム。洗ってる最中に細かい葉が流れだしたり、含有成分が抜けたぶん軽くなってる。

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今回は19グラムだったので、4グラムほど取り分けておく。これは後の工程で水気の調整に使うため。実際に使用する量を15グラムにしたほうがなんとなく気持ちいいというだけで、4グラム残したことに深い理由はないです。

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で、葉っぱとともに重要な材料たちである蜂蜜とグリセリンとフレーバー。フレーバーと言ってもただのシロップであります。蜂蜜は煙、グリセリンは煙を長持ちさせる作用があるらしい。今回のシロップはグリーンアップル。なんかカクテルとかに使うもんらしい。自分の好きなのを用意してください。

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で、だ。こいつらとシャグを混ぜるわけだが、このへんが未だによく分からんのだ。蜂蜜よりもグリセリン、フレーバーより蜂蜜を多くしなされという記述を見つけたのだが、このあとの「焼き」で香りも味も全部蜂蜜と混ざってしまって結局は意味ねえんじゃねえの? と思うし、試してみたら実際味もしなかったのだが、これは俺が何らかの失敗をした可能性もある。また、シャグに対して各材料の比率もはっきりとしない。一応その手の比率を書いていたブログもあったのだけれど、やはり俺がやるとどうもうまくいかなかった。俺にフレーバーを自作する才能はないのかなとも思ったが、拾った情報を書いておくと、グリセリン3、蜂蜜2、フレーバー2の比率でミックスしたものを使うとよいらしい。まあ俺は失敗したけどね。あとシャグに対してミックスが少なすぎても、また逆に多すぎてもよくない。後者の状態になると煙が出るばかりで味なんてなんもせんかったよ。なのでこのへんは乾きすぎず、濡れすぎずのちょうどいい感じにせんといかん。いやマジでそう書いてあったんだって。 とりあえず今回は蜂蜜多め、グリセリンはその3分の1か半分くらい(いきなりアドバイスに逆らっているが気にしない)で混ぜあわせて、シャグになじませてみた。液体を加えるときはくれぐれもドバっとやらないこと。面倒でも小さなスプーンで少しずつ加えよう。べしょべしょになっちゃったら、先述の取り分けシャグを足してなんとかごまかしましょう。

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で、しっかりと混ぜ合わせたら、クッキングシートの上にダバーして、しっかりと巻く。

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更にアルミホイルで2重3重にしっかりと巻く。このとき隙間があると、加熱の段階でモリモリ煙が出てきて部屋が真っ白になって「大丈夫かこれ……」と思ってたら火災報知機が鳴り出して死ぬほどビビるので、しっかり巻きましょう。

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さて、ここまできたらこいつを焼く。書いてあった通りだと250度90〜120度に予熱したオーブンで1時間じっくりと焼く。この作業により蜂蜜とグリセリンがなんかうまいこと染みこんだりあれこれするらしいが、まあ正直よくわかりません。とにかく低温でじっくり焼けよジャップ共とのことですので、敗戦国である我々は黙って焼けばいいのだ。またこの時も煙が出るので、換気はしっかりやっておきましょう。火災報知機が鳴りますので。
で、一時間ばかり焼いたあとのシャグをしっかりと冷ましたのがこちら。なんというか、ちょっとキラキラしてるように見えるのが分かるだろうか。理屈は知らんが、これが大事らしい。加熱することで蜂蜜の中の糖蜜が結晶っぽくなったのではと何の根拠もなく言っておく。ここで香りとかが足りねえかなーとかちょっと乾いてるかなーと思ったら、またスプーンを使って蜂蜜やらグリセリンやらフレーバーを加えて調整してください。くれぐれも入れ過ぎないように。

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で、最後にこれをジップロックのような、空気に触れず密閉できるものに入れて、一晩以上寝かせる。これでひとまず終了。

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早速クレイトップに詰めて試してみる。

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まず煙は問題なくモサモサ出る。甘みは最初はほとんどなかったけれど、しばらく吸い続けていると、少し出てくるようになった。しかしながら香りやシロップの味はほとんど感じられず。香りは寝かせる段階で香味料を別に加えたほうがよいのかもしれない。甘みはなんだろう? 「焼き」の段階で、もっと蜂蜜やグリセリンを加えても良かったのだろうか。よくわからん。というわけで最初に申し上げたように、今回も満足のいく結果にはならなかったのであった。

フレーバーの自作、もしうまくいくようになれば好きなフレーバーを好きなだけ作れるので挑戦する価値はあると思うが、それまでには何度も失敗することをしっかり覚悟しておかないと、結局は普通に通販でまっとうなフレーバー買ったほうが楽だしうまいし安上がりだったわ、ということになるので、万人にはおすすめしません。やりたい人だけやってみてください。俺? 馬鹿野郎、俺は、俺はもうあとに退けねえところまで来ちまったんだよ……