豆腐

まだ夏じゃない

20:35

その塩分濃度の高さにより生物の生息が困難であることから死の海と呼ばれる死海の存在を知ったのはいつだったか、おそらくは小学生とかそれくらいの頃だとは思うが、何より惹かれたのはその塩分濃度による浮力で、どっかの外国人の方がプッカプカ浮きながら本を読んでいたりしていて非常に楽しげであり、俺もいつか入ってみたいものだと思いつつもまあ無理だろうなと半ば諦めていたのだが、ここ北海道にはここはお風呂の遊園地、なんてたって宇宙一のプールが施設内に存在する温泉宿があり、とある機会に恵まれそこに訪れた際死海プールコーナーを発見し、大願であった死海チャレンジを成就することができて、なるほどスゲエほんとに浮くぜこれいいぜこれオイいいぜいいゾ~これと年甲斐もなくはしゃいだ覚えがあるが、その塩分濃度のために長く浸かっていると皮膚の弱い部分がヒリヒリしてきて、具体的にいうと目とか首のあたりとかチンチンがどんどんヒリヒリしてきてなるほどこれが死海、ちんちんを殺す死の海か……と身を以って学んだのだが、先ほどのリンク先をあらためて見てみるとその死海コーナーが消滅して南国アイランドとかいうクッソ軟弱なコーナーに変わっていて、この極寒の地で何が南国かたわけがと憤りつつも、あんだけちんちんヒリヒリするんだからまあ仕方ないかもしれんなあと納得もする物分かりのよいことで世界的に有名な俺がポストにチラシ類一切投函するなという注意書きをしているのにも関わらずそれを無視してこれまで何度もビラというゴミを投げ込みいよいよ怒りゲージがMAXに到達したのでお前らどういうつもりでゴミをポストに突っ込んでくのか理由を聞かせろよとメールを送った共産党からは今のところまだ返事がありません。