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風のうわさによると気温が38度にも達する異世界がこの日本に存在するらしく、俺のようなデブかつ道産子がそんなところに行ったら全身から溶けた脂を垂れ流して体重が10キロくらいになって手荷物扱いで飛行機に乗れて超ラッキー、でも軽くなりたいだけなら火葬されて骨だけになればもっと軽くなるし、今なら上司どもへの強い恨みつらみがあるからなんかの拍子で死ねば霊魂としてこの世に残留して喰霊で言うところのカテゴリDくらいにはなれるはずなので体重問題は余裕で解決するんだけど、ここで少し考えてみると俺は体重ではなく気温の話をするつもりでキーボードを叩き始めたはずだったので飛行機とかそういう話は全部なかったことにして、38度といえばニンゲンの体温と同じかそれ以上なくらいのもんでつまり何もしてなくても常に誰かにべったり張り付かれているような状態でそう考えるとめっちゃ気分悪くなるが仮に張り付いているのが東條希氏であったり渋谷凛氏であったりすると考えるとこれは男ならハイパーおギンギンタイムに早変わりするわけで、夏コミ真っ最中の今これを新たなライフハックとして世界のオタクたちに広めたいと思うと同時に、俺やエドモンド本田や範馬勇次郎あたりもおそらくは同じくらいの体温であるはずなんだよなあということも忘れないでもらいたい。俺たちはいつもそばにいるぜ。