豆腐

まだ夏じゃない

櫻子さんのあのストーブ何ストーブなのか問題(未解決)

拙僧はご存知の通りO型のデブゆえ細けえことがいちいち気になる性分ではあるが、フィクションはフィクション、現実と異なる点があってもそれは「その世界」では「そういうもの」、そこでは当たり前の事だから別にいいべさと平素であれば特に気にしないことにしているが、こと独立国家共同体北海道に関わるのであれば別の話だ。

このストーブと煙突、いくらなんでも壁に近すぎないすかね。この手の暖房器具の設置に関しては周囲の可燃物(ここでは壁)の低温炭化による発火の危険を考慮し、周囲の可燃物から最低何百ミリ以上離して設置するとか、レンガなど耐熱性のある遮蔽壁を設置するなどわりとしっかりした基準があって、エコだなんだということで最近地味に需要があるらしいペレットストーブの一部のタイプであれば背面の温度があまり上がらないので、場合によってはいわゆるFF式ストーブのように排気や換気を行う管を背面に用意できるようだが、どうみてもこのストーブには煙突がついているし、その煙突も壁から10センチ以上離れておらんように見えて、煙突と壁の距離にもまた基準があるので、この壁が全部ぜってー燃えない素材、あるいは極めて耐熱性のある素材でできていないとそのうち低温炭化をおこして呪いがどうとかより火事でヤバイことになるんじゃねえかと気が気でない。

というか仮にこれが諸条件をクリアしたナイスなペレットストーブだったとしても、横に普通に薪の用意してあるし、外にもストック薪があるから、ペレットストーブをどうしても薪ストーブに見せたい事情や薪ストーブっぽくしとかないと死ぬという強迫観念に駆られてるとかでなければ、これは薪ストーブなんだと思う。でも仮に薪ストーブだとしたらそれはそれでペレットストーブよりも厳しい基準があって、ペレットストーブと比べるとより高温を発する薪ストーブをこんな置き方したら低温炭化どころかダイレクトに発火する危険があぶない状態で、やはり呪いがどうこう言ってる場合ではない。発生する熱にある程度の指向性を持たせることができる薪ストーブもあるようだがやはりレンガ等を使用した背面や周囲の遮熱対策は必須だし、じゃあこのストーブは一体何ストーブなんだよというのが本日の議題なわけですが、正直なところ全然わからないです。エコな生活のため防火対策について知らずにDIYで設置したのかもしれないし、このストーブ状の物体はストーブではなくただの飾りで別の暖房設備がちゃんとあるのかもしれない。あるいは薪でもペレットでも化石燃料でもないなにかを燃焼させ、背面には一切放熱しないミラクルな構造のストーブという可能性もあるがそんなもの存在するのかは知らない。もしくは田舎暮らしを演出したいだけのファッションクソエコ野郎で、形状や煙突がそれっぽいだけのフェイクで実際にはただのガスあるいは石油ストーブで実のところ何の問題もないのかもしれない(もしそうなら北海道の田舎の冬なめんなよこっちは大雪だ殺すぞと主に俺が言うのでやめたほうがいい)。
結局どのような場合においても技術上安全上の問題や家主の精神面への不安は残るわけで、あと夏場は外のストック薪にへんな虫がいっぱいつくから想像すると鳥肌が立つし、仮にストーブとしてあれを運用してるのなら今はまだいいけど赤子のために将来的にはベビーガード設置しないといけないし、あのストーブ的なサムシングが何なのか結論を出すこともできないので今最高にモヤモヤしている。