豆腐

まだ夏じゃない

20:07

風呂場のカビを根こそぎぶっ殺すべくカビキラーを四方八方にぶち撒けてやったらカビは取れたが壁の色まで取れたというか、白くなったのかそれとも黄色く変色したのかわからんが液垂れの跡がついちゃって、たぶん塩素系洗剤が浴室の壁を変質させてしまったのだと思うが、ググってみるとアルカリで変質したんだから酸性、具体的には希釈したサンポールを塗布してやれば云々とあって、確かに理屈ではアルカリ性と酸性がぶつかって中性になってこの液垂れ跡も取れるか薄まるのではと試してみたら見事に何の変化もなくただただ水あかやカビなどの汚れがどんどん取れて綺麗になるばかりで、衛生的にはよろしいかもしれんが見た目的にはひたすらだらしねぇというか汚らしいままで、調べてみるとこういうとき用の薬剤も市販されているようだがそのへんで売ってるかどうか知らんし、そもそもこのように洗剤で変色するのは壁材自体が洗剤に反応する古い材質でできているかららしく要するにどうせいつかはこうなったわけで、浴室ごと取り替えてくれとは言わんがそういう設備を長年修復せずに使ってきたこの建物のオーナーが横着したかケチったせいだと責任転嫁して事無きを得たが、ちゃんと掃除して綺麗になっているはずなのに見た目はなんか汚いままというのはなんとも煮え切らねえし気になって仕方ないのも事実ゆえ、この先なんらかの不具合により浴室の使用が困難、あるいは停止するまでの当面の対策として、カビキラーが垂れたところが変色したのなら全部変色させりゃどこが変色したかわからなくなるじゃん? との天啓を得たので浴室の変色した壁に大量のカビキラーを吹きかけてキッチンペーパーを貼り付け薬剤が留まるようにして壁全面脱色作戦を実行しているから今部屋がプールの臭いに満ちていてむせることむせることこの上なし。