豆腐

まだ夏じゃない

23:57

小ネギとトマトの栽培キットを頂いたので説明書に従って種をまき、水を与えると、ほどなくして発芽し、これが生命の息吹、なんと美しい……と溜息を漏らしながら、天気のよいときは彼らをベランダに運び出して陽の光を浴びさせ、適度に肥料と水を与え、北海道の短い夏がやってくるころには新鮮な野菜を収穫できるぜとワクワクしていたら、ネギは途中からまったく伸びなくなってシナッシナになって倒れ、トマト氏に至っては芽の段階でその成長を終え、どちらも説明書には元気なのを残して間引きしてね! と記載されていたが、おれが手を下すまでもなく彼らは自主的にその生命を散らせてしまい、あとに残ったのは土のみで、そういえばダイソーで買ったバジル栽培キットも芽の段階で死んでいったなと振り返るに、おれには農作物を育てる才能はないようで、おれ農家やってなくてよかったわあ、と自分を慰めて(自慰をしていたわけではありません)いたのだが、ここでこのまま諦めてしまってはネギバジルトマト達に示しがつかず、なによりおれがそれを許せないため、余っていたネギの種を再び蒔き、本日は新たにトマトの種を購入した次第で、できるならトマトは苗を使いたかったのだが、どうも時期的に遅すぎたようで、苦渋の決断として種からまたチャレンジしようと決心したわけで、思い返すにネギもバジルもトマトも天気のよい日はベランダに出してはいたが、社畜業を終えて帰宅するころには当然日は落ちて外はそれなりに冷え込んでおり温度管理が甘かったと言わざるを得ず、また水も今考えるともっと少なくてもよかったのではないかなどと反省する点がいくつかあるので、ようやく16日連続降雨とかいうふざけた悪天候を抜けた今、今度こそはと意気込んでいて、ネギ氏はすでに発芽しており第二の人生(セカンドライフと言い換えると不吉ですね)を開始しており芽が重なった部分は容赦なく間引きをしていて、トマト氏はこれから諸々の準備をしてまず発芽させ、しばらくは外には出さず自宅内に軟禁し、ほどよく成長したと判断したタイミングで植え替えを行い、なんとか収穫にこぎつけたいところだが、ネギはともかくトマトはこのあと順調に成長したとしても時期と地域的にギリギリ間に合うか否かが非常に難しいので、うまくいったらご喝采、といった感じで、あまり気を張らずに育てていきたいと思うが、やってることがいよいよじじいっぽい感じになってきて、おじさんからおじいちゃんにクラスチェンジしていくのを実感する休日である。ちなみにおじいちゃんが今日トマトの種を買った以外にしたことは、昨日に引き続きアニメを消化して昨晩の鬼畜大宴会のトラウマを軽減させたくらいです。楽しいなあ。

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