豆腐

まだ夏じゃない

泉谷しげるの春夏秋冬は好きだけれど4半期に一回くらい聴けば満足(本文とは関係なし)

扇風機どこにも売ってない問題については心頭滅却すれば火もまた涼しのマインドで決着をつけることにして(英語でいうとgive up)、しかし暑いし蒸して部屋がえらいことになっているのは変わりないため、以前ツイッターかなんかで見た保冷剤を断熱性のある箱に突っ込むだけというペット用DIYクーラーを作成し、風が抜けるように空洞を追加しててサーキュレータの前に置いてみたら、もともとダメ元だったこともあるがわりと心地よい冷風が排出されるようになり、保冷剤がすぐに溶けるので常に交換用の保冷剤や凍らせたペットボトルを用意しなければならんのは面倒だがないよりははるかにマシなので、猫ちゃんワンちゃんと同レベルの暑さ対策を積極的に受け入れておりやして、それにしても犬は鳴き声のワンちゃんなのになぜ猫はニャンちゃんではないのか、このような扱いは不当ではなかろうかと未だに納得しておらず一刻も早い是正が望まれるというのはさておいて、こうも暑いと数カ月後にやってくるクソシーズンこと冬にアホほど降る白いクソこと雪をどうにかこうにかして冷房のように使えんものかと思うわけですが、猛暑のために雪を保存するコストなんて試算したことないけれど暑いときに普通に冷房機器使ったほうが間違いなく安くつくので下手の考え休むに似たり、デブの食欲呼吸が如しとはよく言ったものですなあと昨日よりはいくぶん快適な部屋で明日からAmazonプライムビデオで配信される予定の孤独のグルメ新作を心待ちにしておるわけで、この前の冬の旭川スペシャルもメシ食ってるだけだったけれど面白かったなあ、そういえば冬といえばセンター試験だけど俺は専門学校に行ったし長らくセンター試験のセンターが何を意味しとるのかマジでわからんかったくらい博学であるのを自負しているが、真冬という時期と雪国という場所のために各種交通機関に遅れが発生することもしばしばあり、そのようなアクシデントやそれに伴うリスクを減らしたい受験者は前乗りして適当なビジネスホテルなんかに泊まるわけですが、そのせいでセンター近くになるとどこのホテルも満室でやむなく当日JRなどでなんとかギリギリ試験会場に向かう受験者もおるわけで、試験のためにやってきたはよいがただでさえ通勤時間帯で混み合っている札幌駅、そして土地勘もない場所で、早く会場に行かなければいけないけれど右も左も分からない状態、時計の針は残酷なまでに時を刻み続け焦りと不安だけが胸の中で膨れ上がり、それでもどうにかしなければと真っ白な頭で道を尋ねた相手は、見るからに不健康極まりない白い肌をした無愛想な中年の男で、わたしは内心しまったと思いながらも試験会場へ行かなければということを住所とともになんとか伝えると、その男は黙ってわたしをタクシーに押し込んで運転手に千円札を何枚か渡して住所を告げ、身を翻し去ろうとした。わたしは慌てて「ありがとうございました」、なんとかそれだけ言うと、男は足を止め一言「頑張れよ」、それだけ言い残して人混みに消えていってしまったけれど、彼のおかげでわたしは無事に試験を受けることができて、この春から大学生になる。はじめての一人暮らしは不安でもあり、楽しみでもあるけれど、今思いだすのはあの男のひとのことだ。彼が誰なのか、あの時どうしてあそこにいたのか、ぶっきらぼう極まりない態度だったけれどどうしてわたしに頑張れといってくれたのだろう。いつかまた、札幌のどこかで会うことはできるのだろうか。それはとてもむずかしいことだけれど、わたしはその時を少しだけ心待ちにしている。という「首を手刀でトーンってやって暴漢を気絶させる」「カタコトの日本語でオナカスイタ……と助けを求める外国人にたらふくメシを食わせる」等、俺が死ぬまでに一度はやってみたいかっこいいエピソードのひとつである「受験のために札幌まで来たけれどパニクってる女子高生を黙ってタクシーに乗せて頑張れよとだけ言い残して消える」がやりたいので、アホほど暑い今この瞬間だけは冬に理解を示さんでもないし、ここまで読んだお前はどこから俺の妄想になったか分かるか?

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